オーストラリアのクイーンズランド大学のQAAFI(Queensland Alliance for Agriculture and Food Innovation) のポール・ゴーチエ教授とは、穀物の水耕栽培の構想を進めているとき、グローバルな探索を経て知遇を得ました。
米国の航空宇宙局NASA は数十年にわたって小麦の水耕栽培を研究してきました。NASAは、制御生態学的生命維持システム (CELSS) プログラムの一部として、火星に行くときのような長期宇宙飛行や地球外プロジェクトのために食糧を栽培する方法を研究しています。研究では、小麦は水耕栽培でよく育ち、従来の方法で育てるよりも収穫量が多いことが示され、NASA以外にもいくつかの大学、研究機関が水耕栽培で小麦を育てる研究を進めています。
2020年発表の論文「環境保全型農場における小麦の生産性の可能性」は、水耕栽培に加え垂直農法(Vertical Farming)で栽培すると、限られた面積でも、畑地栽培の数倍以上の収量が取れることを実験と推論から示しています。

ゴーチエ教授は、この論文の著者の一人で、米国プリンストン大学から豪州クイーンズランド大学に移り作物の保全、水耕栽培、垂直農法などの研究を進めています。さらに2025年1月から運用を始める大学の最新施設Plant Futures Facility(植物未来工場の研究施設)を活用し、その成果の技術移転を進めています。

AEOS社のチームは、引き続き情報交換を進めていく予定です。